ツイギー 製品パッケージリニューアル

松本 知彦 for Private Time/2014.07.18/香り香り

僕は、もう10年以上ずっと青山にあるツイギーというお店で髪の毛を切ってもらっています。
リンタロと幼稚園に上がる前から一緒に行ってますが、彼はこのお店がそれなりに知られたカリスマなお店だということはまったく知りません。
当たり前ですけど。笑

imgツイギーのオリジナルの製品色々

さて、このお店何度かこのブログでも紹介していますが、有名とか技術が高いとかではなくて(もちろん技術が高いのは言うまでもないのでしょうけれど)、個人的にはビジネスの展開の仕方がとても勉強になるなあと感じているのです。
美容院というのはヘアカットやカラー、パーマなどの用途で訪れる、主に女性がターゲットの「自分を美しくチューニングしてくれる場所」ですが、ビューティーのジャンルだけあってそこには顧客を呼び寄せる話題性やストーリーが欠かせません。
何かに突出していた方がいい。
まあそれが芸能人御用達ということだったりするのですが。
ツイギーの場合はファッション関係者、モデル/編集者/スタイリスト御用達ということで、雑誌を起点に知られるようになりました。

img右が今までのパッケージ、左がリニューアル後

ロンドン仕込みのモードな技術、松浦さんというカリスマ、そうした話題性があって今のような有名店になったわけですが、ツイギーについて個人的におもしろいなあと感じるのは、そこからさらに展開を広げていること。
どんどん進化して、美容院というカテゴリーを超えて行くのが面白いなあと思って見ています。
常にエッジ=先端に居続けることには努力が必要で、それをお店から感じることができます。

それまでお店で使っていたヘアケア製品はAVEDA一本でしたが(松浦さんはAVEDAが日本に上陸してくる際のディレクターもやっていたはず)、3年ほど前それをやめて、オリジナルプロダクツを自社製品として開発、全国で販売を開始して、サロンからの収益だけでなく、遠くに住む地方の顧客ともつながりを持てるようにしたこと。
決して安い店ではないんですが、そのブランディングを生かして、製品を世に送り出すことでサロンと同じブランド価値をサロンに来られない人にも訴求できるようにしたんですね。
また展開している店が伊勢丹やUAというマーケティングに優れた企業、高感度の人が集まる場所にしているというのも間違っていない。
お店で築いたモードに敏感な人向けのサロンという知名度を活かし、マーケットを拡大しているのです。

今ではネイルはもちろん、ヘッドスパ、カフェ、ストレッチまで事業を広げていて、美容院という昭和の響きはそこになく、総合的な「美」を追求する企業という立ち位置になっています。

img以前のフェミニンなデザインをやめて男女使えるデザインに変更したとのこと

img確かにユニセックスなデザインになったけど、普通になってしまった感があり。。

imgロンドンのオーガニックブランド「ニールズヤード」に似てなくもない?

うちの近所にカリスマメイクアップアーティストの嶋田ちあきさんが住んでいますが、彼も美の追求者として、代々木公園に会員制のワークアウトの施設を随分前にオープンさせました。
美を追い求めるなら、メイクだけじゃなくて、フィットネスもやらにゃあいかんのですね。
ツイギーは髪の毛からですが、既にメイク、フィットネス、食材までビジネスを拡げ、今後もしかすると精神世界まで?笑
髪の毛を「美」というカテゴリーに広げれば、色々なことができるのです。
僕たちもデザインというカテゴリーで、それを追求することで何かできないだろうか?といつも考えています。

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