ぺんてる サインペン

松本 知彦 for Private Time/2012.05.29/文房具文房具

この赤ペン、誰でも知ってますよね。
知らない人はいないのじゃないでしょうか。
このペンを見ると小学校の時の先生を思い出します。
昔は今と違ってPCもワープロもありませんから、テストは先生の手書き原稿のガリ版印刷でしたけど、その採点はいつもこのペンでした。
なぜかこのペンを持っている生徒は、ほとんどいなかったように思いますけど、なんでだろ?
文房具屋に行けば売っているのに、なぜか赤鉛筆を使っている子供が多かったように思います。
筆箱に入らなかったからかな?
このペン見ると、やっぱり先生、そしてテストを思い出しますね。

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キッコーマンの醤油瓶のように、日本人誰もが持つ原風景のような、ロングセラーの数少ない商品です。
発売は1963年と言いますから、およそ50年前になります。(やっぱり60年代)
そして、なんとこれが世界初の水性サインペンなのです。
それまでは油性のペンしかなかったんですね。

実は「サインペン」とは、このペンを開発したぺんてるが名付けた商品名ですが、それが一般化して今では太めの水性ペンのことを広くサインペンというようになっています。
マジックと同じですね。

発表された当時は思うように売れませんでしたが、アメリカの宇宙飛行士が宇宙船内で使ったことで日本でも認知され、徐々に売れるようになったそうです。
今のイメージとは違って、随分ハイテクなペンだったんですね。

元々は画材屋で、大日本文房具株式会社という社名だったぺんてるは、この水性サインペンだけでなく、1960年には世界初のノック式シャープペンシルを開発するなど、世界の文房具を牽引する企業でした。
やるな、ぺんてる。

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