d47 MUSEUM/D&Department

松本 知彦 for Private Time/2014.07.22/文房具文房具

渋谷にヒカリエが出来た時に一緒にオープンしたD&Department。
ビルの8階にあります。
こちらは47都道府県で作られている商品を集めて販売するのが特徴。
結構広いスペースで毎回展示内容を変えて運営しています。

imgこの時の展示は47都道府県の物産展でした。

食料品や日用品、県の名産の品々を見ることができます。
ここ数年、made in JAPANとローカルというのはトレンドキーワードになっています。
ゆるきゃらもその一例ですね。
こちらもデザインとローカルをテーマにしています。

できた時はおもしろいなあと思いました。
しかし個人的には、今いくらローカルや日用品がトレンドだと言っても、デザインを切り口にしたこういうコンセプトショップが商業施設に存在できること自体がびっくりです。
ショップだけでなく、ギャラリー、カフェまで、かなりの広いスペースを使ってます。
国から助成金が出てるのかな。
でないと収益性の面で、新しくできた家賃の高い商業施設に入ることは、相当にハードルが高いはずです。
一昔前の百貨店みたいに、無印やアフタヌーンティーをドーンと入れちゃえば、そっちの方が収益性がいいわけですから。
PTAをやってた時に1度行ったことがありますが、同じフロアに渋谷区の防災センターがあります。
だから8階は完全な商業施設ではないのかもしれないですね。

imgしかし広い。賃料いくらなんでしょう??

img食堂もあります。賃料いくらなんでしょう??笑

おもしろいもの、新しいもの、特にコンセプトやデザインのエッジが利いてるものってなかなかビジネス的には成功しません。
マーケットが小さくなっちゃって、永続的なビジネスがむずかしいんでしょうね。
家電の世界でここ数年、デザインのブームがありましたが、アマダナ、プラスマイナスゼロもいつの間にか名前を聞く機会が少なくなって、今がんばってるのはグリーンファンでヒット商品を出したバルミューダくらいかなあ。
家電以外の分野に目を向けても、デザインの力で直接市場に価値を問うビジネスはあんまりなく、やっぱりむずかしいのかもしれないですね。

imgこちらはショップ。全国の名産品が買えます。

img東京からは文房具やカードなどなど

img箱好きとしては職人が作るブリキの箱はたまりません。

img全サイズ買ってしまいました。

D&Departmentは直接プロダクツをデザインしているわけではないですが、デザインの編集力を武器にフロントに出てきたという意味で、デザイン企業と言えるでしょう。
デザイン編集力を武器に、というのはセレクトショップの考え方ですが、セレクトショップという業態にはもう新しさはない。
デザインを絞り込めば絞り込むほどマーケットが小さくなってしまう。
みんなが知っているのは、間口の広いフランフランのような企業ですから。
D&Departmentのような立ち位置で、デザイン編集力で認知され、大型商業施設に出店している会社は非常に珍しいと思います。
ほとんどが西荻窪にお店を出したレベルで終わっちゃう。笑

余談ですが、同じフロアにフリースぺースをオフィスとして貸し出すシェアオフィスがあります。
このシェアオフィスというコンセプトもここ数年で出てきた考え方ですね。
オフィスを持たなくても、フロアをシェアして働けるというSOHO的な発想がベースになってます。
この考え方も理屈はわかるんですが、ホントかよってずっと思ってました。
入会金1万円払った上で、固定席が欲しい場合は月額6万、ブース使用の場合は月額10万を追加で支払うって高くないか??
礼金、敷金なしだからこっちの方が安いのかもしれないけど、これがなぜパンフレットにある「クリエイティブに働きたい人が集まるワークスペース」なのかまったく意味がわからないんですが。
みんな使っているのでしょうかね?
似たようなスペースがあちこちに増えてるってことは、ニーズがあるってことかなあ。
友人が設計とインテリアを担当しているのであんまり悪口言えないですが 笑&汗
同じフロアにあるD&Departmentと落差が激しいと言うか、あんまり信用したくないビジネスだと思っちゃうんですけど、個人の偏見ですかねえ。

imgシェアオフィスは、見学するのも、撮影もNGだって。

profile

recent entry

category

archive

saru

ページトップ
表示切替:モバイル版パソコン版