「デザインあ」 アナログレコード

松本 知彦 for Private Time/2016.05.23/クリエータークリエーター

毎週土曜日の朝7時から、Eテレでやっている15分番組です。(5分版の再放送もあり)
2013年に東京ミッドタウンで開催された展覧会も、かなり評判だったので知っている人も多いでしょう。

img騙されたと思って1度見てください。とても勉強になります。

番組のコンセプトは、身の回りにあるものをデザインの視点で見つめ直すというもの。
一応子供向けの番組ですが、その切り口、演出、デザインのクオリティが非常に高く、大人も唸らせる素晴らしい内容なのです。
全体を通して、モーショングラフィックとサウンドデザインの融合というのが、番組の大きな魅力になっています。

それもそのはず、参加している人たちを知れば納得でしょう。
構成:佐藤卓 グラフィックデザイナー
映像:中村勇吾 インターフェイスデザイナー
音楽:コーネリアス ミュージシャン
特にコーネリアスと中村勇吾のタッグは強力です。
音楽では他にもアート・リンゼイ、ハナレグミ、チボマットなどが参加しています。
子供番組にアート・リンゼイっていう・・・スゴイですね 笑

imgモチーフの周りを全員で囲んでスケッチする「デッサンあ」

番組の中には、いくつかのシリーズコーナーがあるのですが、その中でもお気に入りがあります。
日常で使う製品の周りを360度、12人で囲み、全員でデッサンする「デッサンあ」
12人に混じって毎回有名人が1人出てきます。
描き終ったら1人1人のデッサンをコマ送りでつないで、回転するように見せるもの。
モチーフは自転車やショッピングカートなど。
同じものでも見る人や角度によって見え方が違うということを教えてくれます。

imgいろんなモノを分解する「解散」。これはラーメンの解散

imgこちらは野球で使うグローブの「解散」。

毎回圧倒される「解散!」
こちらは日常品を分解していく様子をコマ送りで見せる内容。
人の手は一切登場せず、勝手に分解されていく様子を映像化しています。
すべて解体されたあとは、何百にも及ぶパーツをきれいに並べて終了。
軍手、サックス、ランドセルなどなど。
日常の製品がどんなパーツで組み立てられているのかを学べます。


矢印の使い方と意味を解説した「やじるしソング」

他にもモーショングラフィックが冴える「デザインかぞえうた」、一線で活躍する著名クリエーターへのインタビュー「デザインの人」、ユニバーサルデザインのピクトグラムの成り立ちを解説する「シンプルマーク」など、
なるほど!と思わせるコーナーが目白押しなのです。

僕は土曜の朝7時には起きられないので、録画予約で見ています。
毎回毎回素晴らしい。
みんなの税金でこういう番組を作るのは意味のあることだと思います。
Eテレでは「ピタゴラスイッチ」以来のヒットですね。
特にリンタロはこの番組の大ファンで、誕生日プレゼントにはコーネリアスのアナログ盤が欲しいとリクエストしたほど。笑
(なぜかCDではなくアナログ盤がよいそう、、、)

img「デザインあ」のアナログ盤。よく家でかかってます

imgアナログ盤には収録されてない曲も多いので家にはCDもあります。

同じくEテレで放映している0655&2355も素晴らしいですね。
ゼロロクゴーゴーは6時55分から、ニーサンゴーゴーは深夜12時前に放映されています。
どちらも5分だけの番組ですが、「ピタゴラスイッチ」と同様、構成を手掛けているのは佐藤雅彦。
早朝と深夜なので、偶然見られるタイミングがあると、ラッキーな感じがして気分が上がります。
深夜の方は、曜日によってその直後に君が代が流れる時があり、その激しい落差を楽しんだり 笑

細山田デザイン事務所訪問

松本 知彦 for Private Time/2016.05.17/クリエータークリエーター

先日、と言っても去年ですが、同じく代々木上原に事務所を構える細山田デザイン事務所にお邪魔してきました。
細山田さんといえば、古くはマガジンハウスのブルータスや様々なエディトリアルデザインの分野で知られる著名なデザイナー。
スペース8にいらした際にお話したことはありましたが、以前から事務所に伺いたく、念願かなってやっと実現という感じです。

img右側の髪の毛もじゃもじゃの人が細山田さん。左はイラストレーターの秋山嬢from LONDON

細山田デザイン事務所は奥渋に程近い山手通り沿いにあります。
駅で言ったら、神泉が一番近いかもしれません。
以前からなぜ僕が細山田さんのオフィスを訪問したかったかというと、一戸建ての自宅兼オフィスの裏に、2年くらい前に自社ビルを建てて、それがチョーカッコいいので中も是非見せてもらいたいと思っていたからです。
イケてるデザイン事務所は違いますねぇ
20人以下のスタッフで自社ビルをゼロから建てるというのはなかなかできることじゃないと思います。
素晴らしいです

ます目を引くのは1階のレストランです。
この内装がカッコよく、外から見たらどう見てもイカしたレストランにしか見えないのですが、これがなんと社食なのです。
確かにオフィスがある場所は駅から遠くて不便ですが、社食って・・・・いやあ贅沢です。
ビルは5階建てですが、社食の上はすべてオフィスになっています。
細山田さんにこのビルで何人働いているのか聞いてみたところ、、、7、8人って、、えー!またしてもびっくりしてしまった次第です。
贅沢ですよねー。
オフィス部分はゼロから設計しているだけあって、壁面が全部本棚になっていたり、撮影可能な吹き抜けのスタジオになっていたり、機能的です。
最上階は仮眠もできるようになっていました。

img山手通りに面してそびえ建つ細山田デザインオフィスビル

imgここが1階のエントランス部分

img中に入ると、、、えー!ここオフィス?店じゃなく?

細山田さんは頭の回転が速い。トレンドにも詳しい。
そして人柄も温和でよい人です。
なおかつビジネスでこんな結果を出すなんて理想的な人ですね。
1階の社食では、これまたカリスマケータリングで知られる代々木上原の千代弁さんを定期的に呼んで、料理を作ってもらってスタッフに振舞っているとのこと。
うらやましいですねえ
ココGoogle?って感じです 笑
自分だったら社内でご飯を振る舞うより、その分早く帰れと言いたくなると思いますが、イケてるデザイン会社ってなかなかそうもいかないのはよくわかります。
拘束時間が長かったり、帰れなかったりする時もあるでしょうから、社内平穏のための施策かもしれませんね。
でも繰り返しますが、外観はどう見てもイカしたレストランなので、店だと間違えて入ってくる人もたくさんいるのではないかと思います。

img最上階からの眺めはいいです

imgここはNYのオフィスかっつーのって感じ

話を聞いていたら、今度はプリントスタジオも自社ビル内に作りたいとのこと。
いやあ夢は尽きないようです。
自分も頑張らないといけないなあと刺激を受けた日でした。

img細山田さんが飼っている愛犬、犬もセットでNYかっつーのって感じ。

代々木上原 パンの次は蕎麦抗争

松本 知彦 for Private Time/2016.05.11/食べる食べる

前にも書きましたが、代々木上原駅ではここ数年、多くの新しいパン屋がオープンし、パン抗争が激化しています。
数年前まで、他の私鉄沿線にもよく見られる昭和風情の残る街のパン屋しかなかったものが、近隣住民を巻き込んで大きなうねりとなっているのです。

地元に何年も前からあるパン屋VS新興勢力のこだわりパン屋という闘争の図式が、住民のライフスタイル論争にまで発展しています 笑
それはまさに、クリントンとトランプ、あなたはどちらを支持するのか?という選択を突き付けられているかのようなのです。
今では代々木上原だけでなく、代々木公園、駒場東大前、奥渋まで周辺にも抗争地図が広がりつつあります。
しかしこの抗争、パンの分野だけで起きているわけではないのです。
今日は蕎麦屋の抗争について書いてみますね。

img蕎麦の競争も激化しているのです。

蕎麦のジャンルはパン屋と同様、代々木上原でも以前は昭和風情のある出前の可能な蕎麦屋しかありませんでした。
この「出前が可能な」というのが、パン屋の「食パン」にあたる重要なキーワードです。
今までの日本人の認識として、パン屋には白い食パンが売ってて当たり前、蕎麦屋と言えば出前があって当前、という認識だったはずです。
今日紹介するのは出前をやらない蕎麦屋です 笑

10年くらい前まで、蕎麦屋といえば王道ブランドの「長寿庵」含め、代々木上原には3軒ほどのいわゆる町の蕎麦屋がありました。
そこへ一番最初に踏み込んできたのが「山せみ」です。
蕎麦を打つデモンストレーションのスペースも持つこの店の蕎麦の味は、それまで周辺にあった昭和の蕎麦屋と比較しても群を抜いておいしく、すぐに評判になりました。
ランチは入れないくらい混んでいて、代々木上原にうまい蕎麦のマーケットが確実にあるということが証明された出店でした。
以前、会社の忘年会でもお世話になったこともあります。

imgお店は駅を降りて、井の頭通り方面へ坂を上って左側

imgこちらランチの天せいろです。

次にやってきたのは、外食界のカリスマ中村悌二がプロデュースした「山都」です。
駅を降りて井の頭通りを渡った側(住宅地の方)にあるため、人通りが少なく、オープン当初は人もそれほど入っていない様子でした。
ただ前述の「山せみ」と異なり、こちらは味で勝負というより、酒を飲みながら蕎麦をつまむ夜の営業がメイン。
恵比寿にある「松玄」(ワイハにもあるけど、)のような盛り場的なコンセプトです。
なので固定客の定着まで時間がかかったという経緯もあるかもしれません。
昼は営業していませんが、今では夜の予約が取れないほどブレイクしています。
味は、、、、「山せみ」に軍配です。

img古賀政男記念館の並び、井の頭通り沿いです。

img夜に仲間とワイワイやるお店として丁度良い蕎麦屋

imgこちらの名物はカレーせいろです。

最後にやってきたのが「ごとう」です。
ここは「山せみ」と同じようなコンセプトなので、ガチの競合店。
7、8人入ったら満席になってしまう狭い店内ですが、味はかなり美味しい。
「山せみ」を最初に体験した時の感動を「ごとう」では追体験させてもらいました。
店が小さいこともありますが、昼も夜もいつも混んでいます。
入れたらラッキー。

img駅から一番近いけど、店舗はめっちゃ狭いです。

以上のように、パン抗争だけかと思っていた新旧の争いは、蕎麦をはじめ他のカテゴリーでも勃発しているのです。
パン屋と同じように、ここ数年で駅周辺に新しい蕎麦屋が3軒もオープンするっていう、、、こうした状況は東京の他場所でもあるのだろうか??
(駅ナカの店を入れたら、数年で5軒の蕎麦屋が新規でオープンしたことになります・・・驚異的!)
それでもパン屋と同様、以前からある昭和の店が閉店に追い込まれてるわけではない、というのが不思議です。
JRのキーステーションではなく私鉄沿線で、ですよ。
皆さんの駅ではどうですか?

imgたぬきのせいろ、美味しいです。

DRAKESでまたしてもネクタイオーダー

松本 知彦 for Private Time/2016.05.09/ファッションファッション

またしても作ってしまいました。
大好きな英国ブランドDRAKESでネクタイのオーダーです。
ここのネクタイがかなり好きなのです。

imgちょっと硬めのDrakesのネクタイが大好きです

DRAKESは1977年にロンドンで創業したネクタイブランド。
100年以上続く紳士服ブランドのオンパレードな英国にあって、割と新しいブランドです。
そのせいもあるのか、他の英国ブランドと違ってゴリゴリの英国調ではなく、トレンドを取り入れた軽やかで若々しいのが特徴です。
アメリカントラッドのエッセンスのいいところを取り入れて、英国スタイルとミックスしているのが、他の英国老舗ブランドとは一線を画しています。
確か中国資本が入ってると思いますが(香港のセレクトショップ、アーモリー)、それもスタイルと関係あるのかなあ

とにかく、イタリアブランドなどと違って、お堅くてあまり遊びのない英国ブランドの中にあって、トラッドをベースに英国のよいモノづくりとトレンドを掛け合わせたデザインは、他にありそうでなかなかないブランドなのです。
最近ではネクタイやチーフだけでなく、アパレルを始めてシャツやスーツも展開するようになりました。
どれもかっちりしているけど、どこか抜け感のあるものばかりで魅力的。
そもそも英国ブランドだっつーのに、英国製のボタンダウンシャツとオールデンを推してくるブランドなんてなかなかないですよね。
J CREWみたい。
それでも英国製っていうのがポイント、そこが好きな理由です。

imgいつもと同じデザインで作られた上質なボックス

img味のあるイラストがいいですね

前回のオーダーでは、オーダーしたようにはまったく見えない普通の生地で作ってしまったので、ちょっと後悔がありました。
それというのも英国から持ってきていた生地がベーシックなものばかりで、そこから選ぶしか選択肢がなかったためです。
今回はクリエイティブディレクターのMichael Hillが来日する前に、珍しい生地も持ってきてほしいと担当者にリクエストしておきました。
それを聞いてくれたのかわかりませんが、前回の倍以上の生地を持ってきてはくれましたが、量は多いもののやっぱりベーシックなものが多く、、、「欲しい」というより今回も「ロマン」でオーダーすることに 汗

ネクタイの太さは5種類から、長さは自分の身長に合った長さを1センチ刻みで指定できます。
芯地は3種類、縫い方もハンドロール含め3種類から選べます。
生地は定番からデッドストックまで100種類の中から。

img2年前にオープンしたロンドンの店はサヴィルロウの1本隣にあります。

3ヵ月経って何をオーダーしたかまったく忘れてしまった頃に出来上がったという連絡が来たので取りにいくと、やっぱり案の定普通でした 笑
それでもやっぱりオーダーは素晴らしいと感じさせる魅力はあります。
ネクタイが入った上質な箱は前回と変わりませんが、色がちょっと濃くなってブラウンに。
中に入った薄紙にも同じ柄のイラストが印刷されていて美しい。

imgこの美しいボックス、捨てられませんね。

img締めるとこんな感じです。ブルーコーディネートで

僕は身長が著しく低いわけではないので、サイズ的に既製の商品でもまったく問題ありません。
だからオーダーするなら、やっぱりデザイン優先で、既製品にない柄のデザインが欲しい。
幅を指定したり、手仕事のハンドロールを指定しても、正直見た目はあんまり既製品と変わらなく(細部は違うのかもしれませんが、)。

見た目、既製品とあまり変わらないなら、コストパフォーマンスの面でよろしくないから、オーダーはもうやめようと思うのですが、それでも生地やサイズを選ぶ行為にはやっぱりロマンがあって、もう1回だけチャレンジ!と思わせる魅力があります。
完成して届いたあと、見た目は既製品と同じでも、手に取るたびに大切にしたいと思わせる特別感があるのです。
もうやめようと思いながらも大好きなDRAKES、懲りずにまた作っちゃうかもしれないなあ。

パリ最高のパン屋「ポワラーヌ」のクッキー

松本 知彦 for Private Time/2016.05.02/食べる食べる

「ポワラーヌ」、
パンマニアの方なら、きっと皆さんご存知だと思います。
世界一とも謳われている有名なパリの老舗パン屋です。
1932年に創業。
本店はパリのサンジェルマン・デ・プレにあります。

imgこれが日本未発売で話題のポワラーヌのクッキーです

日本橋の高島屋でも売られているようですが、カンパーニュ(田舎の黒パン)1つがなんと7,000円!!
空輸でパリから運んでくるので仕方ないけど、1つ1万近くもするパンなんてあんまり聞いたことないですよね。
それでも買う人がいるっていうのだからスゴイ人気ということでしょう。
ちなみに同じパンをパリで買うと、1個1,300円くらいです・・・

とにかく世界一のパン屋として人気のポワラーヌですが、今回書くのはパンではなく、ここのクッキーについて。
パンは毎週水曜に空輸で入ってくる高島屋でも買えるのですが、クッキーは売られていないのです。
国内では入手困難手ということもあって、お土産としてその筋ではかなりの人気。
あくまでその筋では、ですけどw

売られているクッキーは、無造作にビニールの袋に入れられたものと箱に入ったものがあります。
箱に入っている方がお土産としてはいいかな。
どちらも賞味期限が10日くらいなので、買うなら帰国する直前がいいでしょう。
今回の旅の帰りはロンドン発だったので、パリでは買わず、ロンドン支店で買うことにしました。
ロンドンのポワラーヌはビクトリア駅から10分くらい歩いた場所にあります。

img店の外には、ロンドンでは珍しいシャレオツなファミリー。

お店の周りは明らかに高級住宅地といった感じで、閑静な住宅街。
すごく小さな店で、ただの街のパン屋と言えば、ただのパン屋です 笑
訪れた時は昼の12時くらいでしたが、箱入りクッキーは1つしか在庫がない!
あとは無造作にビニール袋に入ったもの。
パリ本店と違って、ロンドン支店にはあんまり土産目的で買う人は来ないのかなぁ。
お店の人もそんな感じの対応でした。

さて帰国してから食べてみると・・・
世界一という割には普通です 笑
かなりバターの味が強い。
カリカリではなく、しっとりとしてどちらかと言うとポソポソしている感じ。
入手困難という限定性はそうでしょうけど、味は意外に普通かな
というかクッキーの味の差がわかるほど、クッキーについて知らないので・・・

imgロンドン店には。箱入りクッキーはこれ1つしかありませんでした。

img素っ気ない包装がまたいいんでしょうね、その筋では。。。

img濃厚なバター味。

ロンドンにも2店舗くらいあって、ヨーロッパでは人気のようですが、こんだけパンマニアが多い東京は格好のマーケットだと思います。
出店する日も近いのじゃないかなぁ。

春の「日本酒の会」開催!

松本 知彦 for Private Time/2016.04.26/仕事仕事

先日スタッフをうちに招いて日本酒の会を開催しました。
これは今までにない初めての試み、と言っても会社のイベントではないですが。
過去に自宅に友人数人を招いたことはありますが、10人を超える人を呼んだのも初めての経験でした。

img一晩でこんなにたくさんの種類の日本酒を飲んだのは初めて

imgキツキツ詰め詰めでテーブルに座ってます 笑

さてさて、僕自身は日本酒を飲む機会も少なく、特別詳しいというわけではないのです。
じゃなぜ日本酒の会を??
開いた理由はスタッフからのリクエストに応えるため。
しかし、まったく日本酒に詳しくない僕は、お店の人に日本酒の会を開くことを伝えて、どのように揃えればよいのか、またどのくらいの量が必要なの、などアドバイスをもらいながら、買い揃えたのでした。
ちょっと勉強になりましたが、日本酒にも色々あるのですね。
どうせ開くならみんなも日本酒について味だけでなく、知識も学びながら飲んだ方が楽しいだろう思い、店の人からウンチク=解説ももらって当日披露しました。笑

せっかくなので、ちょっとここで紹介しますね。
左から

img今回、各地から選んだ(選んでもらった)日本酒

1、天吹 すぱーくりんぐ  佐賀県
洋風の前菜にも合うお酒 
2、小左衛門   岐阜県
山田錦と違って複雑な風味が特徴の「雄町」を使ったお酒
3、独楽蔵 円熟  福岡県
熟成されているのでまろやかな甘みがあるので肉にも合う
4、冽(れつ) 山形県
純米吟醸では珍しく辛口のお酒。お米の甘みと切れを愉しむ
5、大七 皆伝  福島県
江戸時代から続く生酛(きもと)造りを行っている数少ない蔵元。生酛ならではの強い風味
6、奈良萬 中垂れ  福島県
自重で垂れてくる物だけで作った生酒でピリッとした呑み口とメロンのような香り。
7、菊水 無冠帝  新潟県
辛口で風味がしっかりとしたお酒。スッキリした切れ味
8、おたる 凍結仕込みナイアガラ  北海道
北海道のスタッフが持ってきてくれたお酒。日本酒ではなくワイン。葡萄の香りと凍結仕込みの濃厚な甘み。
9、魅惑の青みかん  愛知県
スタッフから。こちらも日本酒ではなく、三重県のみかんを使って作られたリキュール。
10、天吹 雄町  佐賀県
いちご酵母を使ったお酒。フルーティな香りの中に苺の花がほのかに香る日本酒。
11、獺祭  山口県
皆さんご存知のヒット作。世界20ヵ国で認められている。
12、魅惑のもも  愛知県
スタッフから。こちらも甘い飲みやすいお酒。ネクターみたい
13、雪の芽舎  秋田県
フルーティな甘みが特徴で女性に人気

img日本酒に合わせて、こちらも洋モノなしの国産地ビールで

こちらは一緒に揃えたビール。
1、天涯  秋田県
2、だいたいエール  茨城県
3、ナギサビール  和歌山県
4、ホップリラックス  神奈川県
5、I Hop Drip IPA  静岡県
6、COEDO  埼玉県

img写真は酔っぱらう前に撮影しておいた方がよいという教訓

11人で終電まで、うちにあった15本は全部空。
ベロベロになったスタッフもいましたが、楽しい時間でした。
手料理とお寿司もおいしかった。
しかし、みんな帰ったあとの洗い物の多さにビックリ・・・笑
リクエストがあればまたやりたいですね。

2016お花見 at 代々木公園

松本 知彦 for Private Time/2016.04.21/仕事仕事

ものすごくレポートが遅くなりましたが、今年も会社で花見を行いました。
今年のお花見は代々木公園です。
4/8に開催したので、もう桜は散り始めており、ギリギリの花見でした。
逆に代々木公園は空いててよかったですが 笑

img今年は空いてる代々木公園での花見

例年のように昼間に行うのではなく、今年は夕方に行いました。
夕方なんでちょっと寒かったですね
この花見、始めたのは15年くらい前。
最初は、近くに公園があって桜がキレイだから息抜きにちょっと弁当でも買って、そこでランチしない?という単なる思いつきからでした。
当時のスタッフは5,6人。
何をするでもなく、ただ食べて飲んでダラダラと花見をして、午後2時になったんで働こうという会でした。

それが人も増えて、ダラダラするのではなく、「みんなで楽しむ」会に趣旨が変わってきたのでした。
現在のスタッフ30人でダラダラするのは、有意義な時間とは言えませんからね。
そしてこれは大事なことですが、このイベントは業務時間内に行うのです。
仕事を放り出して公園に行って食べたり飲んだりするわけです。
そんなことをしている会社は、ほとんどないのじゃないでしょうか?
それは単に15年前のやり方をそのまま踏襲しているだけに過ぎないのですが、人数が増えたら考えないといけないかもしれないですね。
オフィスを離れる際に会社の電話を携帯へ転送設定にするとはいえ、業務時間内にやるのはいかがなものかと最近では若干思ってきました。笑

imgチームに分かれてのクイズ大会でした。

img幹事がクイズを出してチーム対抗でそれを回答します

みんなで楽しむ会にしないといけないと強く感じたのは5年前。
その気づきを与えてくれたのは、同じく代々木上原にあるカリスマ歯科、スーパースマイル国際矯正歯科医院との合同花見でした。
それまで、花見は息抜きと称してダラダラやっていたのですが、合同花見でスーパースマイル側はしっかりと事前に企画を立てて準備してきており、優勝商品や罰ゲームまできちんと用意されていて、ゲームの内容から説明、チーム分け、時間刻みの進行まで、楽しむために1分も無駄にしない工夫がされていました。
企画に参加させてもらい、準備した分だけ楽しさも倍ということを身をもって知りました。
これにより僕たちダラダラ組はすっかりやられてしまったのです。
何より素晴らしいと感じたのは、スーパースマイルのリーダーシップでした。
すべて役割分担が決まっていて、写真係、小道具係、企画係、司会進行役など、滞りなくイベントをやり遂げる、何よりみんなを楽しませるという1つの目標に対して一生懸命やっているチームワークが素晴らしいと思いました。
そう、仕事と同じように考えて取り組む姿勢が感じられて気持ちがよかった。
何より役職上のリーダーたちが指示を出して全体を管理しており、色々な面でリーダーシップを発揮しているのがうらやましく、うちの会社と比較して本当に組織の違いを見せつけられたというか。
とにかく、花見はダラダラするものと勝手に考えていた僕らは色々な面でものすごく恥ずかしい思いをしたのでした・・・
楽しかったけど、組織やリーダーの素養についても考えさせられた花見だったと思います。

img穏やかな花見となりました。

その合同花見以降、僕たちの会社の花見も変化し始めました。
担当割、進行、事前の企画など、自分たちが「めいっぱい楽しむ」ことを目的とした会に傾いていったのです。
リーダーシップを発揮するという点では花見も重要なOJTのように思います。

幹事は毎年担当制で、その年によってゲームやドッジボールなどイベントの内容は違いますが、今年の幹事たちが考えたのはクイズでした。
digが開いている会議に参加していないと答えがわからないクイズで、これもなかなか楽しかった。
チーム分けのシールをデザインするところなどは、やっぱりさすがという感じ。
夕方で桜も散って人もまばらな代々木公園でしたが、今年も楽しい花見のイベントになりました。

img来年はできるかなあ・・・・。

img最後の桜を堪能です。

最近僕自身はメンバーの成長のことばかり考えています。
花見はみんなが目いっぱい楽しむという趣旨ですが、これを通してメンバーがリーダーシップを学び成長できる機会でもあると思います。
この花見もいつまで続くかわかりませんが、こうしたイベントを通して気づきがあるといいなあと思っています。

ロンドンTate Modernに見る美術館のVIシステム

松本 知彦 for Private Time/2016.04.20/旅

今月のアタマに、2年ぶりにロンドンに行ってきました。
4月だというのに激寒でした・・・・・
今回はその際に訪れたテートモダンのことをお話ししますね。

imgミレニアムブリッジと高い煙突のあるTate Modern

2000年にオープンした割と新しいこの美術館。
1963年に建設されたレンガ作りの発電所の建物を再利用したものです。
(発電所の設計は、ピンクフロイドのジャケットでも知られるバタシー発電所の設計者と同じ人なのでデザインが少し似ています。)
場所はセントポール大聖堂からテムズ川を挟んだ向かい側、ノーマン・フォスターが設計したミレニアムブリッジを渡ったところにあります。
対岸からでも見える99メートルの煙突がランドマークにもなっています。
建築国際コンペ(安藤忠雄も参加)を勝ち抜いたスイスの建築家、ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計を担当しました。
ヘルツォーク&ド・ムーロンと言えば、日本では青山のプラダが有名ですね。(向かいのミュウミュウも)

img出口近くにある巨大なタービンホール。

imgウォーホール、デュシャン、特にマーク・ロスコだけを集めた部屋は有名

現代美術を専門に扱っており、フロアは地下1階~6階まで。
かつて発電所の巨大なタービンが置かれていた場所も展示に使用しています。
今年の6月には建物のすぐ裏に、同じくヘルツォーク&ド・ムーロンの設計による新館もオープンする予定。
僕はこの美術館が大好きで、ロンドンに来た際には必ず訪れることにしています。

さて今回お話しするのは美術館の建物や収蔵作品についてではなく、グラフィックについてです。
2階と4階が常設展示、3階は企画展、6階がレストラン、地下はミュージアムショップになっていますが、各フロアには目立つ大きなサインが壁に貼られています。
このサインに使われている書体は、この美術館向けに開発された「Tate-Regular」というオリジナル書体。
調べてみると1979年にフォルクスワーゲンがCIとして採用したVAG Roundedをベースに開発されたもののようです。(現在はAdobeへライセンス譲渡)
僕が驚いたのは、館内のあらゆるところに使われているサインは、すべてこのフォントで統一されていること。
壁に貼られたサインだけでなく、エントランスの看板、作品の隣にあるネームプレート、カタログ、ミュージアムショップの値札、カフェのメニュー、レジの看板、トイレに至るまで、館内にある視覚情報すべてです。
Webサイトもこのフォントで統一されています。
作品の展示に関わる部分だけは、統一されている美術館もあるかもしれませんが、時刻表やトイレまで、文字情報のフォントがすべて統一されている美術館ってほとんどないのではないでしょうか?
ロゴだけは固有のフォーマットを持たない、不定形のマークとして変化するものを採用しています。
これはトマトが手掛けたテレビ朝日のCIと同じコンセプトですね。

img常に形を変えるロゴとTate-RegularのWebフォントを使用したWebサイト

img購入可能なTate-Regularとそれを使用した館内の情報サイン

このサインシステムを見ていて、さらに気がついたことがあります。
それはカラー計画です。
来館者の中で気が付かない人も多いかもしれませんが、サインは用途別に色分けがされているのです。
ピンクは常設展、ブルーは企画展、グリーンは映像、黒は美術館の共有部分。
この4色と前述のフォントで館内のサインシステムが構成されています。

img細部まで徹底して統一されたフォント。商品の説明やカフェの案内まで。

img一方で美術館の共有スペースや設備関連はすべて黒で統一

よく見ると常設展のパンフレットはピンク、トイレは真っ黒、美術館の入り口にある企画展の看板はブルー。
この考え方はフォント同様、全フロアに適用されていますが、これまた驚きなのがこのシステムをミュージアムショップの商品にまで落とし込んでいることです。
スタッフのお土産として購入したペンや消しゴム、ボールペン、バッジ、ノートに至るまで、
美術館のオリジナルグッズもこの4色のカラーリンクなのです。
こんな美術館ある???

ロンドンはデザインの先進国って言いますが、こうした事例を見るだけでも、とても勉強になります。
担当したデザイナーには汎用性のあるデザインシステムを作る力量が当然求められたことでしょう。
それを細部に至るまで徹底して採用している美術館も偉いですね。
VI(ビジュアルアイデンティティシステム)とは、決してサインだけではなく、立体物や空間、もっと言えばそこで味わう体験にまで影響を与える要素だという当たり前のことに気づかされます。
別の言い方をすると、ブランディングの重要な要素ですね。
でもこういうことって、気が付かない人はまったく気が付かないかもしれない。
しかしクリエーターならこういうことに敏感で、常に感じ取るような訓練を日頃からから行うべきだと思います。
ということで、こんな短い文章ですが、皆さんもこの記事を読んで、Tate Modernに行ったような疑似体験をしてもらえたら嬉しいです。
ということで、今回はロンドンのTate Modernに見る美術館のVIシステムについてのお話しでした!

img思わず欲しくなるミュージアムショップで売られている商品。

俺の愛車 メルセデス300SL

松本 知彦 for Private Time/2016.04.14/ライフスタイルライフスタイル

今日は特別に、僕の愛車を紹介しましょう。
メルセデスのSLクラスです。
SLっていうのはスーパーライトの頭文字なんですよー、知ってました?
コイツ、カッコいいでしょう?

imgネーちゃん、オレの愛車でドライブでもいかねぇか?

僕は今まで免許を持ったことが1度もないんです。
これを言うたびに、今まで何十人にも驚かれてきました 笑
驚かれただけではなく、女子からはあからさまな差別もたくさん受けてきましたけど、、、それはもうホントにひどい差別で・・・汗
昭和の時代をよく免許なしで生き抜いてきたと思います。
だから車のメカや乗り心地などについては、まったくわかりません。
でも家の車を選んでいるのは毎回僕で、それはあくまでデザイン最優先で選んでます。

imgペダルカーとはいえ、オリジナルに忠実。

img運転席のエクステリアも赤で揃ってます!

img後ろには車名のエンブレム

メルセデス社の正式監修を受けた児童用のペダルカーです。
イタリア製で、クラクションの音も出る。
同じメーカーから、他にもフェラーリとかポルシェも出てますが、メルセデスベンツが一番カッコいいです。
なんつたってメルセデスと言っても、1960年代のSLだけは、ドイツ車なのにフランス人のデザイナーによるもですからね。
男性的な機能的モダニズムと女性的な軽快さが融合されて、エスプリが利いているのです。
以前、家の車がメルセデスの500SLの時があって、その時にこの愛車もお揃いで買いました。
充電で動く電動バージョンもありますが、やっぱりペダルカーでしょう。
僕は子供の時、このペダルカーが欲しくて仕方がなかった。
近所で持っている子がいて、いつも乗せてもらってました。
キコキコ言わせながら、新宿の狭いアスファルトの路地を走ったものです。
これは僕にとっては夢の車なのです。

imgそう、自分にとっては夢の車なのです。

以前、リンタロがまだ小さいときに、渋谷に行く用事がありました。
渋谷には家の車で行きましたが、その車に同乗していたリンタロが、自分の愛車で渋谷をクルーズしたいと言い出し・・・・
たまたまその時ペダルカーを車のトランクに乗っけてたんですね。
用事は東急ハンズだったので、車を近くの駐車場に留めたあと、このペダルカーを出してセンター街を走ったんですが、その時はめっちゃめちゃ人に見られました。汗
目立ってたなあ。
たくさんの人が歩いている中、この愛車で歩道を走るという行為は限りなく邪魔で、、、今考えるとチーマー(死語)にからまれなくてよかったです 汗

ルワンダで作られたバスケット

松本 知彦 for Private Time/2016.04.08/インテリアインテリア

最近忙しくてなかなかブログが書けないでいます、というのは言い訳で(汗)、FBやインスタの個人の更新の方が増えていて、かなりの労力を使って長文を書くブログの記事作成が疎かになっているのでした。
みんなと同じようなことをして安きに流れてはダメだ、ストーリーテラーなら短文ではなく読ませる文章でブログを作らないといけない、他人が見たくもないご飯の写真をアップしたり、旬なニュースネタを安易にシェアしてはいけない、、そう思って自分にムチ打ってブログを書いてたんですけどねぇ・・・
ここへきてちょっと疲れてきてしまったようです。
つーか、労多くして効果なしと感じてる部分があって、今この瞬間に感じている気持ちをリアルタイムで長文にしたためるのってなかなか大変だなあと。
でもそれを怠ると自分が安きに流れて一過性のかる〜い短文しか書けなくなっちゃうのでは、と思ったりもしているのですが、何せいかんせん長い文章を書くのは大変です。
でもやり始めたのだから頑張らないといけないなあ・・・・。

さてそんなわけで、最近あんまり記事を書いていないのですが、先日少し前に書いた記事を発見したのでそれを今回はアップしますね。
日付を見たらなんと、4年前の2月に書いた記事でした。
おかしなもので時間が経つと気分も若干変わるものなのですよね。
これを書いた頃lと比べると、若干気持ちも動いて変化してますが、4年前でも相変わらず言ってることはおんなじで、1つのスタイルだけに縛られるのがイヤだというテーマのようです 笑

ここから記事
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アフリカのルワンダで作られているバスケットです。
お菓子をのせたり、小物入れとして使ったり、用途はいろいろ。
壁掛け用の紐もついているので、インテリアのアクセントに壁に飾ってもよいです。

imgデザインはシンプルで力強さがありますね。

バスケットのデザインは色々ありますが、それらにはすべて現地で考えられた意味があります。
購入した2つのテーマは「千の丘」と「太陽」。
プリミティブな強いデザインですが、こういうものをモダンな空間にミックスすることに面白味がありますね。

ルワンダでは嫁入り道具として、バスケットは欠かせない縁起物なんだそうです。
芯には「イシンギ草」外側には「サイザル麻」を巻付けて、完成するまでにおよそ一週間かかります。
一見すると機械で作られたように見えますが、一切機械を使わないオールハンドメイド。
ルワンダの女性たちだけでテーマ設定、デザイン、制作を手掛けています。

img黒でと白の麻で作られた「千の丘」 ルワンダの丘を複数の部族が歩き、(バスケットの底の部分で)一つになるという「統一」を表わすデザインだそうです。 う~ん、コンセプチャル。

img

imgオレンジに近い鮮やかな赤で作られた「太陽」 大きくて真っ赤なアフリカの太陽は、大人も子供も笑顔にするパワーがある、とのこと。 本当にそう見えるから不思議です。伝わりますね。

img以前ブログに紹介した鹿くんも壁に掛かってます。

松本家の玄関には、60年代に作られた北欧のヴィンテージ家具が置かれているのですが、このローズウッドのサイドボードと組み合わせても全然違和感がないです。
アフリカと北欧、まったく異なる国のプロダクツ、スタイルをこうしてミックスするのはおもしろいですね。
たぶん、こんなことやる人は他にあんまりいないと思いますけど 笑

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