Santa Maria Novella のポプリソープは、たまらない香り

松本 知彦 for Private Time/2016.03.29/香り香り

以前もこのブログで紹介したサンタマリア・ノヴェッラのポプリ。
その石鹸バージョンです。
皆さんも知っている定番商品ですね。

imgもうすっかり有名なブランドになりましたね。

身体を洗うという際に、液体のボディソープ派の人と、昔ながらの石鹸派の2つに分かれると思いますが、僕はずっと後者です。
液体のボディソープはどうしても洗ったあとの、あのヌルヌルした感じが好きになれず、、、
あのヌルヌル感は、石油製品だから仕方ないのでしょうかね?
僕はずっと石鹸で通しています。

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imgポプリ石鹸はボックスに4つ入りです。

このサンタマリア・ノヴェッラのポプリ石鹸。
包装紙を開いた瞬間に香るあの香り、
石鹸を置いて1日後、お風呂場に足を踏み入れた瞬間に香るラグジュアリーな香り。
いやはやクセになりそうな香りなのです。
いい匂いですね。
この石鹸を使うとお風呂全体がポプリの香りで満たされます。
ポプリには一応男性用石鹸という表記があるのですが、女性が使ってもまったく問題ないと思います。
男性用は1箱4つ入り。
女子向けにミルク石鹸というシリーズもありますが、そっちは1箱3個入りです。
今ではサンタマリア・ノヴェッラからたくさんの種類の石鹸が出てますが、日本に入ってきた当初、石鹸はこのポプリだけだったと記憶しています。
本当に良い香り。
しかしながら、最近どこの店舗に行っても売り切れのようですね。
フィレンツェでは、そんなにたくさんの量を生産できないのかもしれません。

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img内側のプリントされた包装紙も新聞みたいで素っ気なくていいですね。

imgカラダを洗わなくても置いておくだけでもよいと思います 笑

難点は、大きさでしょうか。
LUXや牛乳石鹸などと同じ(笑)通常サイズのため、すぐになくなってしまいます。
香りはとってもいいのですが、その点ではモルトンブラウンやキールズに軍配があがりますね。

2倍くらいの大きさで作ってくれないかなあ。
洗うという本来の目的以外に、香りを楽しむという付加価値を与えてくれる、ダブルでよい商品だと思います。
別にただの石鹸なのですが、人生においてこういう必要のない経験をすることはとてもいいことだと感じるのです。
今年のスタッフへのホワイトデーのお返しは、このサンタマリア・ノヴェッラの石鹸の詰めあわせを贈りました。
みんなも経験して欲しいので。
こちら、自分用としても、どなたかへの贈り物としてもオススメです。

いま熱い奥渋に、話題のNeed Supply Co.

松本 知彦 for Private Time/2016.03.23/ファッションファッション

いま「奥渋」が熱いです。
いまマジで熱いのです。
「奥渋」とは・・・渋谷にあるNHKの周辺エリアのこと。
代々木公園駅前からまっすぐ渋谷の東急本店まで抜ける通り周辺です。
渋谷の奥にあるから奥渋ってことなのでしょう。
しかしイメージ的にNHKは渋谷の奥ではなく、渋谷ド真ん中なんじゃ?とも思います。
ネーミングにはかなり違和感ありますが、この名称は渋谷区も認めるオフィシャルなものだそうです。

imgNeed Supply Co.のエントランス。若干ここ店?っていう不安

さてその「奥渋」
今色々な新しい店がこぞってオープンしています。
5年くらい前のアヒルストアに始まって、ここ2年くらいで加速しているのです。
これって、以前中目黒や代官山が東京で一番熱い街と言われたあの頃と同じパワー、ワクワク感を感じます。
今日はその中の1つ、Need Supply Co.を紹介しましょう。

Need Supply Co.はアメリカのヴァージニア州に1996年にオープンしたセレクトショップ。
今回国内1号店としてアメリカから初上陸したショップになります。
昨年末、松濤にある鍋島公園の近くに新築されたビルの2階にオープンしました。
アメリカ発のオールデンやリーバイスなどに加えて、国内ブランドやオリジナルをミックスして販売。

imgここはロンドンか、ブロンクスか!っていうレンガの建物の2階です。

imgシンプルな店内は気持ちいい。展開している商品はあんまり多くないです。

ちょっとわかりにくい場所ですが、1階にあるイタリアレストランが目印。
このイタリアン、代々木八幡の”LIFE”、湘南Tサイトにある”LIFE Sea”などで知られる話題のシェフ、相場正一郎がプロデュースするレストランなのです。
”LIFE”っていたって普通だと思うんですけど、なぜこんなに人気があるのか個人的にはよくわかりません。。。。

img同じアメリカってことなのか「Kinfolk」売ってます。

imgこちらが「「HUMAN BEING JOURNAL」」の日本版。

その2階がNeed Supply Co.です。
ここには、クリエイターの気持ちをくすぐる、いくつかの仕掛けがあります。
まず、1DKなどで知られる南貴之がショップディレクターということで、今ドキの視点と感性が編集に反映されています。
店は決して広くはないのですが、取り扱っているのはレディス、メンズの洋服に加え、雑貨、食器、文房具、コスメまで。
そしてアメリカで出版されている「HUMAN BEING JOURNAL」の日本版もここで購入可能。(内容は悪くはないけど1冊1,500円もするよ!!!)
しかしオープンして間もないブランドなのに、出版まで手掛けるって財政的に大変だろうなあと思っていたら、同じフロア(というかショップの一部)には「Kinfolk」の編集部があり、ショップで本誌も売られています。
説明するまでもなく、「Kinfolk」はオーガニック系のライフスタイルを牽引するアメリカポートランド発の雑誌。
「HUMAN BEING JOURNAL」も「Kinfolk」の編集部で制作されているようです。
でも同じアメリカって言っても、ポートランドとヴァージニアって場所も離れているけど、、、
なぜNeed Supply Co.と「Kinfolk」の編集部が同じフロアに?
聞いてみたところ、同じ会社とのことで、ちょっとびっくりしました。
どちらも出版はネコ・パブリッシング、親会社はカルチャーコンビニエンス、つまりツタヤなのです。
なるほどねぇ。
日本にまだ2店舗しかないのに、それならメジャーファッション誌にじゃんじゃん広告打てるわけだわさ。
前述のレストラン”LIFE”のオーナーとも湘南Tサイトでつながります。
そこまで聞かなかったけど、きっとビルもツタヤの持ちビル物件でしょう。

img「「HUMAN BEING JOURNAL」」の中身はこんな感じ。

食とファッション、そしてライフスタイルと出版、企業は異なる業種とコラボして新しいビジネスを模索していますね。
最近、外部から人を呼んで、ファッションブランドを立ち上げる業態が増えています。
青山に12月にオープした吉井雄一がディレクションする話題のセレクトショップCITYSHOP、同じく原宿に去年オープンした熊谷隆志が手掛けるCPCMなどもそうですね。
バックにはベイクルーズやパルなどの大手が付いています。
Need Supply Co.のディクションを手掛ける南貴之の場合もそうですが、お金だけ出して外部の人に商品のセレクトだけまかせて経営するっていうブランドビジネス、うまくいくのだろうか?という疑問が個人的にはあります。
Need Supply Co.は、編集はイケてても、店は狭いし、ここだけで収益があがるとは思えません。
1,500円のマガジンも面白いからと言って売れるとは思えない。
資本のバックボーンがあってこそ、はじめて成立する(?)ビジネスだと思います。(現在は)
好きな趣味が高じて自分で資金を出して叩き上げで開いた個人商店、企業が資金を出して外部スタッフとコラボしてオープンさせた店、これら2つの違いってどこにあるんでしょうね。
店の魅力という意味でも。
そりゃ個人商店の方が気合いの入り方が違うし、愛があっていいんじゃない?、とも思いがちですが、結果はわからない。
いずれにしてもマネタイズするには戦略が必要ですね。

「並木橋なかむら」はなぜ流行っているのか?

松本 知彦 for Private Time/2016.03.16/食べる食べる

いつの時代にも流行るレストランというのはあります。
たぶん浮き沈みの激しい飲食業界において、流行らせるということは結構大変なことなのでしょうね。
当てたとしても次々に競合店や新しいスタイルの店が現れ、店としての旬な期間は2年くらいなんじゃないでしょうか。
初期投資をどのくらいの期間で回収できるか?がきっとその後の存続の分かれ目なのでしょうね。

imgいつ行っても混んでいる「並木橋なかむら」

流行にはいくつかカテゴリーがあるような気がします。
老舗含む高級店の流行、エッジの効いたコンセプトレストランの流行、カジュアルで大衆的な流行、色々あります。
今日はどちらかというと、3つめの大衆的な流行でありつつも、ちょいスカしたカテゴリーの店を紹介しますね。
カリスマプロデューサー中村悌二の手掛ける店、「並木橋なかむら」です。

img店に来ている人を見るのはホントに面白いです

imgうなぎの白焼きが名物

1993年に下北にオープンさせたお店を2008年に並木橋交差点近くに移転させて、さらに人気店になりました。
味は、、、、中の上くらいですが、僕はこうしたちょっと流行っているお店に来ている客を見るのが大好きなのです。笑
イケてるかどうかの判断は味ではなく、雰囲気だと思います。
そういう意味では味で勝負というより、マーケティング勝負、パッケージ力で見せるお店。
味勝負の店の顧客を見るのは本気な人ばかりなので面白くないですが、マーケティングに引かれてくるお客さんを見るのはとっても面白いのです。
ホントにイケスカナイ趣味だと思うのですが、食べるのではなく、人を見るために店に行く感じです。笑
個室があることも支持されている理由でしょう。
合コンなどに持ってこいの使いやすい店なのじゃないでしょうか。

img代々木上原にある蕎麦屋「山都」も中村悌二の店

中村悌二の名前を初めて聞いたのは中目黒に東山トーキョーができたころ、結構前です。
代々木上原にも彼の手掛ける「山都」という蕎麦屋が5、6年前にオープンしています。
蕎麦って言っても、本気な蕎麦屋じゃなくて酒を飲みながらカジュアルに楽しむお店。
コンセプトは「並木橋なかむら」と同じです。
大衆的からほんの少しだけ背伸びするくらいのバランスなんでしょうね。
中村さんはアパレル出身者だけあって、お店にもファッション感覚に近いものを感じます。
「山都」もお店ができた頃は、特別蕎麦がおいしいわけでもないし(上原で蕎麦なら「ごとう」「山せみ」がありますし、)あんまり人が入ってませんでしたけど、最近では予約しないと席がない・・・
めっちゃ流行ってます。

imgこちらは同じ系列で洋食の「キッチンなかむら」

「並木橋なかむら」は和食ですが、同じ系列で洋食の「キッチンなかむら」も青山にあります。
このあいだプロジェクトの打ち上げでスタッフと行ってきました。
こじゃれてて味はそこそこおいしく、カジュアルでもなく、フォーマルでもない、
ファッションフィルターを通したパッケージのお店ってどんどん増えているように思います。
流行っている賛否両論とかもそうかなあ。
クライアントを連れていってもダイジョブだし、スタッフとでも、友達と行ってもOKで、決してハズさない店。

img広尾の住宅街ににある「味のなかむら」

imgこちらに行くなら個室がオススメです。

最後になかむら系列でもう1つ。
以前広尾にあった二期倶楽部の店をそのまま居抜きで使って営業している「味のなかむら」もあります。
メニューは「並木橋なかむら」と同じ。
使っている食器は、すべて「紅虎餃子房」で知られる中島さん(マネーの虎)が手掛ける神泉のインテリアショップ「器まるかく」で揃えているっていうあたりも、なんだかすごいこだわっているわけでもないけど、手を抜いているわけでもない。
なんとも中庸な路線で、カジュアルでもフォーマルでもないというコンセプトと同様に、理由もないのに妙に納得してしまう。
こちらは2014年の7月にオープン。
ご興味あれば是非行ってみてください。

4日から始まるグループ展の作品を描いてます!

松本 知彦 for Private Time/2016.03.02/私の履歴書私の履歴書

ヤバい、ヤバい、全然間に合わない。
今週の金曜日からspace8でムサビの同級生のグループ展が始まるのですが、その作品制作がまったく間に合わない。
僕もメンバーに入っているので自分の作品を出さないといけないのです。
困ったなあ。
http://blog.10-1000.jp/cat31/001303.html

imgヒッチコック「北北西に進路を取れ」で砂漠のシーンのケーリー・グラント

というのも、先週高熱を出して1週間寝たきりになってしまったことが大きいです。
幸いインフルエンザじゃなかったけど、熱が38度以上3日間出て、マジで死ぬかと思いました。
夜も眠れないし、会社も1週間近く休んでしまった。
そのせいで、作品もまったく作れず・・・
今も体調が万全ではなく、新しい作品には着手できない状況なのです。
はぁ~あ、こんな機会めったにないのになあ。
懐かしい友人が来て、見られる作品がショボかったら嫌だなあ。
仕方がないけど・・・・

最近描いた手元にあるイラストを出すことを考えています。
半分は仕事で描いたものですが、それしか出すものがなく・・・汗
土日を使って描いていた絵ですが、締め切りがあったこともあり、あまり描き込めませんでした。
なんと、Bの芯が入ったシャーペン1本だけを使ってフリーハンドで描いたんですよね 。
シャーペン1本だけですよ! 笑
最近巷でよく見るイラストにありがちな、写真のトレースはしてません。
改めて見ると、タッチはガッサガサだし、なんだかなあと。
で、世界堂に行って、ステッドラーの鉛筆を数本買ってきたんです。
H、F、4Hなどの堅い鉛筆をね。
それを使ってシャーペン1本だけで描いた絵に手を加えました。
堅さの違う鉛筆を複数使って描くのは、高校生の時に予備校で習ったやり方です。

img「007 ロシアより愛を込めて」上がシャーペン1本で描いた状態

img女子のファンも多い「ゴッドファーザー」主演のアル・パチーノ

やっぱり違いますね。
1本150円だっつーのに、使うとクオリティが変わります。
こんなことなら最初から堅い鉛筆買って描けばよかった。
前の絵に手を入れる方が逆に時間かかるし。
ここで並べて紹介しますが、全然違うでしょう?

img「トーマスクラウンアフェア」のスティーブ・マックイーン カッコいい!

img1961年ロンドンのヒースロー空港に降り立った時のフランク・シナトラ

どうにか見られるレベルになったので、これを今回のグループ展には出したいと思います。
しかしなあ、わざわざ見に来てくれるっていうのに、もっと新しい作品も出したかったなあ。
自分的にはリハビリと言うか、昔のやり方を思い出しながら集中できてよかったですが。
でも是非とも原画を見にきてください。
やっぱり原画で見るのは違いますから。
そして気に入ったら買ってください 笑

img松と本のモチーフで作ったハンコが先に出来上がりました。

作品に押すハンコも新しく作りました。
このモチーフなんだかわかりますか?
松の木(pine)と本(book)です。
2つで「松本」ね 笑
作品の額装もこれからしなきゃいけません。
しかし、、、ホントに間に合うのだろうか?
いやあ、マジでヤバいです。

もし展覧会に来ていただける方がいらしたら、そのあたりのストーリーも含みつつ、御笑覧いただければと思います 笑
展示は3/4から13日の日曜までやっていて、どなたでも無料で入場できます。
3/5土曜の17時からと、3/6日曜の13時からは友人ナツコのスナックも営業されます(こちらはキャッシュオンデリバリー)。

別に同級生ではなくても、同じ大学じゃなくても、誰でもウェルカムな展示ですから、皆さんのお越しをお待ちしています。
待ってますよ!

なんと30年前のメンバーでグループ展を開きます!!

松本 知彦 for Private Time/2016.02.25/クリエータークリエーター

僕は美術大学に通っていました。
それは中央線の国分寺駅から20分に1本しかない電車に乗ってしか通えない、ここ東京?っていうくらい田舎で、辺鄙な場所にある大学でした。

imgグループ展のタイトルは「Reunion=再会」です

美術大学に行こうと決めたのは高校1年生の頃。
美術の先生や先輩の勧めもあったけれど、絵が好きだった自分にとっては自然な流れでした。
美大受験専門の予備校に通わないと美大には受からないこと、予備校には2浪、3浪の人がウジャウジャいること、東京には美術大学が4つしかないこと。
美大を目指すようになって、今まで全然知らなかった閉じた世界を知りました。
高校で美大を目指していた同級生は僕を含めて2人だけだったけど、周りからはちょっと変わった奴という目で見られていたと思います。

浪人はせず、無事合格した大学に入学してみると、全国から集まった変わった人たちだらけで、本当にカルチャーショックを受けます。
高校でマイノリティだと思われていた自分が、ここではまったくそんなことを感じない、好き勝手に何でもできちゃう、そんな感覚に最初は戸惑いつつも、徐々に楽しいと感じるようになっていきました。
そんな変わった共通感覚(笑)を持つ友人たちとグループ展をやろうという企画が持ち上がったのは確か2年生の頃です。
大学の敷地内に建つ課外センターという建物の1階に、通常は学生たちが勉強するための作品~バウハウスだったり、フルクサスだったり歴史的な作品を展示するスペースがありましたが、学校側の許可を得てそこを借りちゃおうという話でした。
僕はグループ展というものに参加するのは、たぶんはじめてだったんじゃないかなあ。

メンバーがどのように集められたか忘れちゃいましたが、専攻する科も年齢も、もちろん作る作品の方向性も違っている9人の共通点は、ただ仲の良い同級生というだけでした。
と今書いているものの、僕はこのグループ展について最近まですっかり忘れていたんです。
思い出したきっかけは、2年くらい前にメンバーの一人から送られてきた画像でした。
いやあびっくりしましたね。
その友人、なんと30年くらい前に開かれたグループ展のポスターを持っていたのです!

もう1度同じメンバーでグループ展ができたらいいねぇという話をその友人としているうちに、それが現実になりました。
ちょうどうちのギャラリーを閉めてオフィスにするという話が出ていたので、それなら閉める前にうちで開こうということにしたのでした。
当時の9人全員は集まりませんでしたが、それ以外の同級生も加えて11人でグループ展を開くことに。
こんなことってあるのですよ。
びっくりですよね。
連絡を取り合って、30年ぶりの嬉しい再会がありました。

img木のビジュアルは今までの時の流れを表現しています。

メンバーは、
ルイヴィトンやエルメスなどのビッグメゾンと仕事をするワールドワイドなアーティスト、河原シンスケ
誰でも知っているあの芸能人のスタイリングを手掛けつつ料理も作って振舞う、河部菜津子
ラグジュアリーな箱根のホテルで知られる強羅花壇での個展を終えたばかりの、きしくり
ソニーのインハウスデザイナーからヨーロッパ生活を経てフリーに転向した和を愛する、スワミヤ
Space8でも個展を行ったフランス発デコパッチを専門とするペーパークラフトアーティスト、ツカモトリカ
リリーフランキーの書籍にもよく登場したイラストレーターは今京都の大学教授、都築潤
学生時代からおしゃれで寡黙な美術作家にして今は専門学校の先生も務める、富谷智
北海道と群馬を拠点に、みんなに愛される明るい性格と美術を愛する純粋な気持ちを失わない、半谷学
マンガとお菓子、そして民芸、お菓子研究家として20冊以上の本を出版する、福田里香
巨匠毛利彰の娘にしてイラストレーター、そして最近は絵本作家でもある京都在住、毛利みき
最後に、チマチマした絵を描く、松本知彦

いやあ僕以外、みんな偉くなっちゃってます・・・・
というわけで皆さん、同級生でグループ展を開くことになりましたので、同級生はもちろん、それ以外の方も是非見に来てください!
ポスターはスワミヤちゃんに作ってもらいました。
離れていた円が再び1つに集まるというナイスなコンセプト。
↓↓詳細はこちら↓↓
http://space8.jp/schedule/16_04/

来週の金曜日、3/4からの開催です。
3/5の土曜の夜と、3/6日曜の昼には、河部菜津子が手料理を振舞うスナック725が開催されます。
その際に来てもらうと、きっと色々な人と楽しい会話ができると思います。
待ってますよ!!

ただ1つ心配なのは、、、、自分が出す絵がないことです・・・汗

名曲・喫茶らんぶる 新宿3丁目

松本 知彦 for Private Time/2016.02.23/食べる食べる

もう博物館レベルで貴重な喫茶店。
昭和の時代、数多くあった純喫茶、今はもう壊滅的な状況です。
その中でも新宿を代表する名店として知られる「名曲喫茶らんぶる」。
有名ですね。

img場所は新宿3丁目にある丸井の裏くらいです。

以前新宿西口を代表する喫茶店ピースを紹介しました。
http://blog.10-1000.jp/cat37/001244.html
「らんぶる」も同じくらいの時代に作られた名曲喫茶。
名曲喫茶と聞いても今の若者はなんのこっちゃ理解不能でしょう。
名曲はいいとして、喫茶店という言葉も今や死語になりつつありますから。
ここは、名曲(この場合は主にクラシックを指す)を聞きながら、静かにコーヒーを飲む施設なのです。
以前は新宿に、王城、談話室滝沢、スカラ座、上高地、マイアミなどの名店がありましたが、現在はすべて閉店しています。
新宿育ちの僕は、子供の頃、映画の帰りに父親に連れられて足を運んだこれらの店が、今もう存在しないという状況は悲しい限りです。
でも「らんぶる」は行ったことはありませんでした。
理由はわかりませんが、映画館が集中していたコマ劇と逆側にあるためだと思います。

1950年創業ですから、70年近く営業していることになります。
1955年には現在の場所で地上3階、地下1階の巨大喫茶として営業を開始。
その後建物の老朽化や改装で、地上階はなくなり、地下だけの営業になって現在に至ります。
店名に「名曲・喫茶」とついているだけあってクラシックレコードを約500枚所有しているそう。

img素晴らしいインテリア。ゴージャスな空間。

ここがですね。。。
素晴らしい内装なのです!
今ではありえない素晴らしい空間が広がってます。
めちゃめちゃカッコ良くて驚きました。
まず、歴史を感じさせるエントランスのレンガ作りがいいです。
1階にも少し席はありますが、メインは地下です。
地下に200席もあるなんて、1階のエントランスを入った時にはまったく感じさせません。
ビビッて写真は撮影しませんでしたが、階段から地下のフロアにアプローチする設計が相当にシビれます。
階段を下りてくる人をフロアで迎えるような、舞台のごとく劇場型のデザインになっているのです。
これと同じようなデザインどっかで見たな・・・・
そう、銀座の高級フレンチ、ロオジエと同じです。笑
えんじ色のビロードのソファ、高い天井とシャンデリア。
現在ではまったく見られなくなってしまった設計とデザイン。
いやあ、たまらないですね。

imgこちら注文したドライカレーです

img今このミルクとシュガーポット使ってるお店も相当少ないでしょう。

1点難点を言うなら、ナポリタンがないことです。
やっぱりこの手の店に来ると、ナポリタンが食べたくなります。
前に行ったピースのメニューにもなかったんだよなあ。。。
仕方がないので、ドライカレー(こちらも定番)を食べました。

これからも「らんぶる」頑張って欲しい!!
皆さんも是非行ってみてください。

ホッピング当選おめでとうございます!

松本 知彦 for Private Time/2016.02.15/仕事仕事

今年の初めに、このブログでdigのオリジナル年賀企画について紹介しました。
http://blog.10-1000.jp/cat35/001293.html

「クリエイティブジャンプ」をテーマに、スタッフ全員がジャンプする写真を撮影して、年賀メールを作ったというもの。
アイデアからフィニッシュまでスタッフ自身が手掛けました。
大変だったけど楽しい企画でした。

imgdigオリジナルホッピング(シール貼っただけですが 笑)

今年でdigは20周年ということもあって、「クリエイティブジャンプ」にヒモ付けて、オリジナルホッピングのプレゼント企画も立てました。
年賀メールに掲載されている応募フォームから応募いただくと、抽選でホッピングが当たる!という企画。
たくさんの方に応募いただいて感謝感謝です。
やっぱり仕事もそうですけど、自分たちが楽しくなければ、相手にも伝わらないと思いましたね。

imgこの年賀企画が媒体に選ばれるなんてビックリ。

そして、なんとこの企画、
広告・マーケティングのトレンドを紹介するWeb媒体AdverTimesの「広告界ユニーク年賀状24選」に選ばれちゃいました!
うちの会社は広告界なのか?というのは置いておいて、何かに選ばれるというのは文句なしによいことだと思います。
しかし一緒に取り上げられているのが、グリー、資生堂、博報堂、中川政七商店、ルイヴィトン、ワイデン&ケネディ・・・・みんなが知ってるメジャーな大企業ばかりなんですが。。。
そこへdigです 笑
企業の大きさや知名度ではなく、アイデアで選ばれたということで(!)、これはよいこととして喜びましょう。

さて2月に入ったということで、ホッピングの当選者の方が勤務する会社へ随時お届けにお邪魔しています。
この企画は決してウソではなく、当選された方にはきちんとプレゼントをお届けしているということをこの場を借りてご報告したく。
お届けには、デザインを統一したオリジナルの手紙付きで手渡ししております。
こういう細かいことにこそ凝るべきです 。

img宣伝会議の斎藤さん、いつもお世話になっております!

imgDNPデジタルコムの鳥居さん、いつもありがとうございます! もう1つはNTTソフトさまへ。ありがとうございます!

img当たった方にもハズれてしまった方にも手紙を同封させていただきました。

せっかく応募いただいたのに残念ながらハズれてしまった方には、メッセージとともに全員へサルのおもちゃをお送りしています。
今年はサル年、そしてこちらも「クリエイティブジャンプ」に掛けてます。
可愛いでしょう?
そしてコンセプチャルでしょう?笑
ホッピングより、こっちをもらった方が嬉しかったりして、、汗

imgハズれてしまった方にはこちらの干支グッズを送らせていただきました。

さてさて、そんなわけで今年もdigをよろしくお願いします。
今年は6月末に20周年パーティを開く予定があります。
そちらは誰でも参加OKの会にしようと考えており、皆さん是非ともご参加いただきたく。
スタッフ全員、お会いするのを楽しみにしておりますので。
詳細が決まりましたらまたこのブログでもお知らせします。
よろしくお願いします!

シャレード 1963 これは見ておきたい

松本 知彦 for Private Time/2016.02.10/映画映画

ケーリー・グラント、オードリー・ヘップパーンの2人が演じるサスペンスコメディ。
この映画にはたくさんの魅力が詰まっています。

img

1963年公開ということで多少の古さは感じさせるものの、ストーリーはよくできていて飽きさせません。
オードリーの魅力ももちろんですが、ジバンシィが提供した衣装がそれをさらに引き出しています。
劇中に出てくるオードリーのコーディネートはどれも素敵です。
既に老年に入りつつあるケーリー・グラント、脇を固めるジェイムス・コバーン、ウォルター・マッソーたちの演技も印象的。
物語の展開はまるでヒッチコックのサスペンス映画を見ているようです。

imgヘップバーンの衣装はすべてジバンシーです。おっしゃれ~!

そして何といっても素晴らしいのはオープニングです。
ヘンリー・マンシーニのテーマ曲に合わせて現れる鮮やかなモーションタイポグラフィー。
このオープニングを手掛けたのはモーリス・ビンダー。
彼は007シリーズで冒頭、銃口を覗いたモノクロの映像で銃声とともに血が流れる、あの有名なガンバレルのシークエンスを作ったデザイナーです。



第1作のドクターノオに始まり、007のオープニングを飾るタイトルバックのデザインを数多く手掛けています。
本作でも矢印が弧を描いて重なるモーションを映像のアイキャッチとして使用していますが、映像だけでなくパッケージやポスターの静止画のグラフィックとして見ても素晴らしいデザインですね。
同じ年代を生きたイタリアの巨匠ピントーリにも通じます。
モーションタイポグラフィーの技法はデジタルソフトの発達によって、今では誰でも実現可能となりましたが、オリジナルの表現としてデザイナーなら1度は見ておかなければいけない映像です。

グラフィック、ファッション、軽妙な会話、そしてパリ。
オードリーは可憐で、ケーリー・グラントは、やはりここでもクールです。
60年代の最先端だったと思われる、たくさんの要素が詰まった映画、これは見なければいけません。

ミーレの食器洗浄機

松本 知彦 for Private Time/2016.02.02/ライフスタイルライフスタイル

以前紹介したミーレのドラム式洗濯機に続き、こちらは食洗機。
食洗機というものを初めて使ったのは、30代になってからでした。
それまではもちろん手で食器を洗っていた。

imgシンプルな操作パネルがいいですね。

食洗機なんかで汚れが完全に落ちるわけないじゃん、とどっかで思っていて、なんだか信用ならんヤツと思っていたんですが。。
お湯が出て、入れとくだけで勝手に洗ってくれる食洗機は便利な機械。
ドラム式洗濯機に続き、こちらも魔法のようなプロダクツ。
子供の頃、どの友達の家に遊びに行っても、ドラム式洗濯機同様、食洗機なんて使っている家は1つもありませんでした。
最近はマンションをはじめ、導入してる家も多くなったんじゃないかと思います。
すっごくステレオタイプですが、ハイカラ、舶来、現代的なライフスタイル、そんなイメージを持ってました。
文明の力(リキ)ですねえ。古い表現だけど。

そう、映画「ぼくの伯父さん」に出てくる家のような。
(魚の口から水が出て来る噴水があるカッコいいデザインの家)
ドラえもんのスネ夫や、ちびまる子ちゃんの塙くんの家にありそうな。

img60年前に作られた「ぼくの伯父さん」に出てくる家のインテリアはめちゃカッコいい!

imgうちはキッチンと組み合わせてビルトインしています。

img

img

洗濯機よりは操作性はむずかしくないです。
だからパネルのインターフェイスもシンプル。
こちらも洗濯機同様、フロントパネルにキッチンと同じ板がはめられます。
国産メーカーからもたくさん出ているし、その中でミーレがどの程度の性能なのか、よくわかりません。
まあ普通に汚れは落ちる。
洗い終わるまでにちょっと時間がかかりますけど。
少ないなら手で洗っちゃった方が絶対的に早い。
でも早い、遅いという時間単位で考えるのではなく、主婦の労働を軽減する製品なんでしょうね。
洗っている間に他のことができるという発想。

洗ったあとの食器をそのまま中に置いておけて、そこから取り出して使えるという 笑
本来の使い方じゃないですが、食洗機を食器入れとしても使えちゃうのはいいです。
こっちは洗い終わっても、洗濯機のようにピッピいいませんからね。

img扉を開けると

img結構たくさんの食器が入ります。

売り込みのキャッチコピーじゃないですが、食洗機を従来のやり方=手で食器を洗う行為と比較したら、経済的にどちらがどのくらい高いのか安いのかわかりませんが、確実に言えることは、食器を割ってしまうリスクが低くなるということ。
手で洗っているとシンクに落として割ってしまうことや、ぶつかって食器が欠けてしまうことも多々ありますからね。
バカラのように高いグラスならなおさらで、これは何気に重要なことのようにも思います。
以前の手洗い時代に、イッタラのグラスを何個も割ったことを思い出しました。汗

The Man in the Gray Flannel Suit グレーフランネルを着る男

松本 知彦 for Private Time/2016.01.27/ファッションファッション

グレーのスーツが好きです。
特に冬のグレーフランネルのスーツが大好きなのです。
フランネルとはフェルトのように起毛したウール素材のこと。
ちょっとだけモコモコした、見た目にも暖かい印象の生地です。

imgグレーと言っても色々あるのです

なぜグレーフランネルが好きなのか?
考えても理由は見当たらないのですが、夏のシアサッカーと並んで、既に持っていても毎年必ず欲しくなる素材なのです。
いつでも少年っぽいベーシックなイメージ、柔らかくて優しい、気の抜けたカジュアル感、オーセンティック、IVYからの影響、たぶんそんな複合イメージがフランネルを好きな理由でしょう。
冬はウーステッドやツイードなんかより、断然フランネルが好きです。
フランネルのスーツを着て、カシミアのネクタイなんかを締めると、気分がとてもよくなります。笑

img冬のクローゼットを覗くと確かにグレーばかり。

うちの冬のワードローブをちょっと覗いてみたら、、、
やっぱりグレーのスーツが多いです。
僕はほとんどの場合、グレーとネイビーしか着ないので、当然そうなるのですけど。
毎年、同じものしか欲しくならないっていうのは、振り幅が少なくて困ったものですね。
白いシャツ、ネイビーのコート、グレーのスーツ、ネイビーのパンツ、ほとんどそればっかりです。

imgモノクロでわかりにくいですが、着ているのはグレーフランネル

img仮縫いの時のグレゴリー・ペック。

しかしですね、グレーフランネルと言ってもなかなか奥が深いのですよ。
1956年にグレゴリー・ペックが主演した「The Man in the Gray Flannel Suit」という、今回のテーマがそのまんまタイトルになった映画があります。
主人公は昇進の遅いサラリーマン、
ある日彼は上司からグレーフランネルのスーツを注文しなさいと進言され、その通りに実行してみたところ、めきめき出世するというストーリー。
以後アメリカではグレーフランネルのスーツを着たビジネスマンは、企業の将来を期待される候補生という意味になったという話があります。
1950年代のアメリカでは、グレーフランネルを着た男=仕事のできるエリートビジネスマンだったわけです。
当時フランネルは高級素材だったのでしょうかね。
日本だとグレーのスーツは誰でも着てて冴えないイメージですけど。
ちなみに映画「The Man in the Gray Flannel Suit」の邦題は「灰色の服を着た男」なんです。
灰色って・・・
日本でフランネルのスーツを着るとアメリカンIVY臭が強すぎて、古いサンオツの感じもありますけど(逆に今はそれが新しいのかな?)

imgFOXブラザースの創業は、なんと1772年!

さてそんなグレーフランネルの代表格と言えば、FOXブラザースでしょう。
フランネルと言えばFOXというくらい有名な英国生地。
1772年の創業なので、ものすごく歴史のあるブランドなのです。
英国製なのでロマンはありますが、硬くて重くて決して着やすい生地とは言えません。
僕もFOXのスーツを3ピースで持っていますが、以前レストランでブレイシズ(サスペンダーのこと)をして、3ピースを脱がずにそのまま飲んだり食べたりしていたら、あまりに重い&長時間カラダが締め付けられていたので、気持ちが悪くなったことがありました 笑
それくらい重くて着にくい生地なのです。

imgナポリで縫い上げてもらったフランネルスーツ

img何も指定もしなったのに、内側にフルネームの刺繍が!!笑

そして今季、自分のワードローブにナポリのハンドメイドによる軽~いグレーフランネルが1着加わりました。
オーダーだったんで、生地は何でもよかったのですが、またしてもグレーフランネルを選んでしまいました・・・
またかよって怒られそうですが。
でもやっぱりナポリですね。
芯地は一切なく、カラダにピタッと来る、これウェットスーツかよ!ってくらいピタピタなグレーフランネルになりました。
FOXを使った英国の仕立てとはまったく異なる、どこまでも軽くてスウェットみたいな仕立て。
国によってこうも違うということを再認識しました。
今回は一部の人にしかまったく意味がわからないと思われる記事でしたね 汗
失礼

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