ありがとう、つばめさん。
若林 咲 for Private Time/2012.06.29
こんにちは。マーケティング企画グループの若林です。
先日、実家に帰省しました。
今年も、実家にはつばめが来ていました。

私の実家には毎年つばめが来ています。
昨年、つばめの赤ちゃんがピーピー言っていたとき、
私は何をしていただろう?何を考えていただろう?と、
その変わらない風景を見たときに、ふと振り返ってしまいます。
前向きに、後向きに、右へ、左へ。
あちらこちらへ行き来してしまう心や思考に、
自分は真摯に向き合うことができていたのか。
最大限の想像力を持って、物事を理解しようとしてきたのか。
自己欺瞞は、愚の骨頂。
自己嫌悪は、甘えの末路。
また来年、胸を張って変わらない風景に会うために、
1日1日、場面場面を大切にしていかなくてはいけないなーと
身が引き締まる思いになってしまうのです。
ありがとう、つばめさん。
iPhoneアプリ
沼崎 for Private Time/2012.06.22
開発チームの沼崎です。
今まで内緒にしてきたのですが、あくまでも個人的な趣味として自宅でiPhoneアプリを開発しています。今回はその簡単な体験記です。
■Xcode
iPhoneアプリを開発するには、Apple純正のXcodeという開発ソフトを使います。
他にも、iOSとAndroidのアプリが同時に作成できるTitanium Mobileというものもありますが、Androidまで範囲を広げると個人レベルでは時間がいくらあっても足りないのと、その他さまざまな諸事情によりXcodeを選択しました。
Xcodeは動作が軽くMac Book Airでもストレスを感じることなく動作します。
この手の開発ソフトは動作が重かったりするものもあり、特にAndroidアプリを作るときに使われるeclipseという開発ソフトは、機能はすばらしいが動作が重いという最大の欠点があり、これが私がAndroidを避けた理由でもあります。
■Objective-C
XcodeではObjective-Cという言語で開発を行います。
他の言語とは違うかなり特殊な文法なので覚えるまでは大変ですが、覚えてしまえば何てことはなく、実際にプログラムを書いてみるとその設計思想が分かったような気がする場面もあります。
また、Objective-CはC言語の拡張したものなので、学生時代に覚えて仕事では全く使っていなかったC言語の知識が10年以上経ってやっと役に立ちました。
とにかくXcode+Objective-Cでの開発は非常に快適で、久しぶりにプログラムを作ることの楽しさとつらさを実感している今日この頃です。
■アプリを公開するまで
アプリの開発が終わったらAppleに申請を行うのですが、これは本当に面倒です。
以下のようなモノや作業が必要です。
- ・EIN(納税者番号)/ W-8BEN(免税書類)
- EINとW-8BENは法律上必要なようなのですが、よく調べてみると個人の場合は必要ないようなので、これはセーフでした。(法人の場合は分かりません)
- ・web上の難しい手続きや設定
- Appleのサイトで様々なユーザ情報の設定を行います。
- ・アイコン、スクリーンショット、説明文など
- 日本向けのアプリなら日本語の説明文だけで良いのですが、どうせなら世界中の人にダウンロードして欲しいので、最低でも英語の説明文は用意します。
- ・申請作業
- Xcodeからアプリのバイナリをアップロードして申請完了です。
申請を行うとしばらく(1週間くらい)審査待ちの状態になります。
審査が開始されるとその旨がAppleからメールから来て、審査に通ると晴れてApp Storeに公開されます。審査の開始から公開までは割と短時間のうちに事が運びます。
■公開後 公開後の話は、また機会があれば。
最近思った事
本江 慶太郎 for Private Time/2012.06.14
こんにちは、本江です。
TVCMなどで有名になりましが、「hulu」というインターネット動画配信サービスはご存知でしょうか?
私は海外ドラマが大好きなので、去年の9月に日本版がリーリースされて以来ほぼ毎日アクセスしています。
動画配信サービス自体はAppleTVやワーナーオンデマンドを以前から利用していたのですが、どちらのサイトも海外ドラマが充実していなかった為、最新の映画はAppleTVまたはワーナーオンデマンドで海外ドラマはレンタル店と切り分けていました。
しかし海外ドラマが豊富な「hulu」が登場してから店舗でレンタルする事は完全になくなりました。
動画配信サービスは店舗に借りに行く必要も返却する必要もありませんので延滞料金もありません。だから旧作7泊8日100円でレンタルしたタイトルを返却し忘れ、380円払うような屈辱的な事もありません。
またレビューや、サンプル視聴があるので失敗する事もほとんどありません。
「hulu」は月額見放題なので最初だけ観てつまらなかったらすぐに止めてしまうといった事もできます。店舗でレンタルすると、せっかくサンクコストを知っていても、お金を出して借りたのだから最後まで観ないと損と思い無駄な時間を過ごしてしまう事もあります。
月額見放題のおかげで観る作品も広がりました、店舗では絶対に借りないような映画や海外ドラマも手軽に視聴でき月額見放題なのでチラ見するつもりがいつの間にかハマってしまう事もあります。
あと、物理的な制約がない為、観たいタイトルがレンタル中という事もありません。
最近ふと思ったのですが「hulu」は私にとって生活を完全に変える(少し大袈裟かもしれませんが)サービスであった事に気づきました。
過去にこのような実感や経験は、自転車に乗れた時、歩きならがウォークマンで音楽を聞いた時、原付バイクを購入し初めて公道を走った時、自宅でインターネットに接続できた日、自動車を購入した日、iPhoneを購入した日などいろいろとありましたが、それらのほとんどは体験したその日に興奮するほどの歓びや、生活を一新するパワーがありましたがオンデマンドサービスはジワジワと生活を変化させる今までにはないものでした。
これからの人生、あと何回このような体験ができるかわかりませんが、次の新しいサービスやモノのが非常に楽しみです。
iPhoneの次にこのような体験ができるとしたら、超電導の実用化か宇宙旅行ができる日と思っていたので、まさか動画配信サービスがイノベーション(私にとっては)と思えるほどのサービスとなったのは以外でした。
動画配信サービスは大容量の高速回線、動画圧縮技術、大量のデータ送信を支えるサーバーなどの技術的な事以外に著作権の処理や配給会社との調整などトータル的にクリアしていないと実現できないサービスです。そして何と言っても一番大事なのは、それぞれをまとめあげて一つのサービスにした事です。
今回、何気なく振り返った自分の生活の変化ですが、それぞれの技術の進化も大切なのですが、これらをまとめる技術や発想は非常に大切な事だと再実感するよい機会でした。
茶碗
成宮 成 for Private Time/2012.06.01
クリエイティブチームの成宮です。
先日、結婚を機に買おうと思っていた夫婦茶碗を購入しました。
白山陶器の色が朱に近い赤と深みのある青のねじり梅という柄の茶碗です。「おそろい」というのは少し気恥ずかしいものですが、この茶碗はなんだか並んでいても爽やかな気持ちよさがある茶碗だと思いました。この茶碗が来てから、食卓が前よりなんだか楽しげな雰囲気になった気がします。
あまり詳しくありませんが器を見るのは好きで、魚を味わいのある焼物の皿にのせた時と真っ白いヤマザキでもらった皿にのせるのとでは味まで変わるような気がするほど「美味しそう度数」が変化するなと思ったりもしますし、気に入った食器に出会えた時は嬉しいものです。

ついでに同じ店で売っていた東屋の箸置が素敵だったので購入してしまいました。
後から知ったのですがこの箸置きの図案はデザイナーでもあり、アーティストでもある立花文穂さんのもので
日本の伝統的な文様をモチーフにして、なんと、活版印刷で使う、文字や罫線などの「版」を組み合わせてつくったのだそうです。たとえば「豆絞り」は終止符、「当的(あたり)」はカッコなど。これもお気に入りの一品になりそうです。
