「点と線」開発雑感

沼崎 for Private Time/2012.03.02



 先日、「点と線」のバージョン2をリリースしました。

 開発を始めたのは昨年の夏ごろで、秋には基本的な機能はほぼ出来上がっていたのですが、諸事情によりリリースが2月になってしまいました。

 新しい機能の説明は、2つ前の本江さんの記事をご覧いただくとして、一通り開発を終えた雑感です。

 私が入社した時点で、既にバージョン1はリリース済みで何社かにご利用頂いていたようですが、使い勝手、メンテナンス性、インストールのハードルの高さ、既知のバグ、といった事を検討した結果、新バージョンはフレームワークを変えて根本的に一から作り直すことになりました。

 このフレームワークをSymfonyからCakePHPに変更することが最もインパクトの高い変更点で、他にもDBやUIの再設計も行ったので、結果的に旧バージョンのコードはほとんど残りませんでした。
 とはいえ基本的な機能は旧バージョンから変わっていないので、設計の作業は少なく作り込みに専念することができました。

 その他、ajaxを多用した実装を行いサーバの負荷を減らしたり、エラーのトレースをしやすくしたり、目立たない部分も改良を行いました。

 一般的にはフレームワークを使うのは当たり前ですが、個人的にはこれまでフレームワークを使ったことはあまりなく、どんな言語だろうがSQLだろうがガリガリと書くことがほとんどでした。
 フレームワークを使うことにはデメリットもあるため使うのをためらっていたのですが、今回本格的にCakePHPを使ってみて便利さを感じることができました。

 開発を終えた後のコードを眺めていると、もっと処理を効率化/共通化できた、変数名/関数名が気にらないなど、粗さが目立つように感じてきます。「点と線」に限ったことではなく、どんなアプリケーションを作ってもそうです。
 個人的に作っているものなら気の済むまで修正していたいところですが、商用アプリケーションなのでそうもいきません。修正したらテストをやりなおす必要があったり、どこかの時点で区切ってパッケージ化しなくてはなりません。
 なので、その不満な箇所は更なるバージョンアップのときにでも対応したいと思います。

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