特撮博物館へ

高橋 一嘉 for Private Time/2012.10.16

10月も半ばに入り、ようやく人並みに涼しさを覚えるこの頃。
食欲の秋だなあ、また太っちゃうかな、太ってるけど。
いや、イヤイヤダメだそんなの、「芸術の」秋ですよ。デザイナーたる者、団子より花でなくては。
そうだ、美術館に行こう。

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向かったのは東京現代美術館の「館長庵野秀明 特撮博物館」。
話題展だしある程度の混雑は予測はしていたものの、チケット購入に30分、
さらに館外に出て長蛇の列2時間半。計3時間かけての入館となった。

チケットを買った時点で、内心帰りたかったのだが、明日の最終日はさらに酷いかもしれないと思ったのと、僕がタバコをふかしている間にも並んでいた妻の目が怖かったのと、他にブログのネタが思いつかなかったので、頑張りました。

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足腰がツライなどと不平タラタラで入場したものの、ゴジラやウルトラマン、ザボーガーなど撮影で使った着ぐるみや、ジオラマ、戦闘機に出迎えられると、懐かしさでいっぱいに。

おじいさんも、若い母親たちも、当時のことなど知るはずもない子どもたちも皆真剣に、目をキラキラさせながら夢中になっている。

ああ、そうだ。
ワクワクして、ハラハラして、世界って不思議なものやカッコいいものであふれていたんだ昔は。



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感傷にひたりつつも、当時の職人技に目を奪われるばかりだった。
宇宙船や基地の設計図の詳細なこと、ミニチュアの街、細かく彫刻された怪獣たち。
撮影所の保管庫そのままに薄暗がりの中に大道具や小道具、特撮アイテムがびっしり展示されていた。
何時間いても飽きない。

一つ一つがじっくりと鑑賞に耐えうる精緻な芸術作だ。
一瞬の映像に、ここまで魂を込めるんだなあ。

庵野監督の映像を見て、撮影OKのセットではしゃいで、外にでた頃には真っ暗になっていた。

ぐったりする程、アートを満喫した僕は、その後、思いっきり中華料理屋で食欲を満たしました。

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